屋久島は日本で初めて世界遺産に指定された島です。10月上旬に旅行しました。
縄文杉トレッキングが一番の目的ですが、折角なら体力と時間が許す限り、屋久島の自然を満喫したい!と思いから、2泊3日(前泊含むと3泊4日)の体力必須詰め込みプランを作りました。
今回の記事は2日目と3日目の縄文杉トレッキングともののけ姫のモデルとなった白谷雲水峡トレッキングです。
2日目詳細
2日目スケジュール
- 4:00田代別館発@ツアー送迎
- 5:30荒川登山口着
- 5:35朝食@弁当
- 6:05トレッキング開始
- 6:50小杉谷・石塚集落跡
- 9:15ウィルソン株
- 10:50昼食@弁当
- 11:25縄文杉
- 16:00トレッキング終了
- 18:00田代別館着@ツアー送迎
- 19:00夕食@若大将@徒歩
- 20:30田代別館着@徒歩
★縄文杉トレッキングツアー
朝4時に、宿待ち合わせです。
大型バスで迎えに来ました。バスの中で朝食・昼食用の弁当が配られます。
1時間半弱で荒川登山口(トロッコ道の入口)に到着しました。
ヘッドライトをつけながら食べるのは面白かったです。
縄文杉トレッキングコースは荒川登山口(標高900m)〜縄文杉(標高1,300m)まで往復10〜11時間、約22キロです。
縄文杉まではトロッコ道約8.5km+山道約2.5kmです。
目標の縄文杉は樹齢7,200年とも言われ、最も古い屋久杉です。
ガイドさんと一緒にストレッチをして、いよいよスタートです。
1ヶ月の35日は雨が降ると言われる屋久島ですが、快晴です。
トロッコ道を踏み外さないように歩くので写真はあまりとれませんでした。
ガイドさんに時折植物等の説明を受けながら進みます。
トロッコ道は歩きやすいですが、雨上がりだと滑るので注意が必要だそう。
橋からの景色も綺麗です。
延々と続くトロッコ道ですが、割と歩きやすいです。
荒川登山口から徒歩50分、小杉谷・石塚集落跡です。かつて林業の拠点として、540人ほど暮らし、小中学校もあった。
しかし、屋久島の森林保護に注目が集まると、森林伐採作業が終了となり、1970年に廃村となったとのこと。
少し休憩し、また先に進みます。ガイドさんからの説明が面白いので、長いトロッコ道も飽きずに進めます。
荒川登山口から1時間半。ここが最初のトイレスポットです。
木漏れ日が心地よく、所々にある大きい杉に圧倒されます。
トロッコ道も終わり、山道が始まります。
天気がいいので、翁岳もよく見えました。
荒川登山口から3時間ほどで、人気スポット「ウィルソン株」に着きました。ハートが撮れるスポットです。
木の中に入り、ある一箇所から見上げるとハート型に!!
夫婦杉です。2本の杉がつながっています。
荒川登山口から4時間50分、水場の近くで昼食です。ガイドさんか入れてくれたら熱い味噌汁が本当に美味しかったです。ただのインスタントなのに。
そして、荒川登山口から5時間半、とうとう縄文杉到着です!
これ以上は近づけませんが、その大きさには圧倒されました。何よりも、頑張って登ってこられた達成感で本当に爽快です!
ここでしばらくフリー時間をもらい、たっぷり縄文杉を満喫できました。
帰り道は、下り坂なので楽ですが、足を踏み外さないように注意が必要です。足の踏ん張りが効かなくなってます。
トロッコ道、延々と続くので心が折れそうですが頑張りました。
帰り道、残り1時間くらいは雨に振られました。レインウェアがあって良かったです。雨が降るとトロッコ道も滑るので大変でした。
10時間のトレッキングが終わり、雨に濡れながらバスに乗り込みます。
疲れましたが、達成感があり、行ってよかったと心から思いました。
またバス送迎で宿まで送ってもらいます。
宿でお風呂に入り、徒歩9分の「若大将」に向かいます。
人気店なので、予約しておいてよかったです。満席でした。
焼酎とタンカンジュース、名物の首折れサバの刺身をいただきます。
カメノテの蒸し焼き(甲殻類)は香ばしくてカニに近い味です。剥くのが大変でした。
ヤクシカのたたきは、普通でした。
トビウオの唐揚げは、あっさりしてて美味しかったです。
〆の海鮮茶漬けもとても美味しかったです。
宿に戻り、再度ゆっくり入浴します。明日もトレッキングがあるので、筋肉痛対策で湿布を大量に貼り、よくマッサージしました。
3日目詳細
3日目スケジュール
- 8:15小原町発@バス
- 8:45白谷雲水峡着
- 8:50トレッキング開始
- 9:40朝食@弁当
- 10:00苔むす森
- 10:40太鼓岩
- 12:25トレッキング終了
- 13:00白谷雲水峡発@バス
- 13:25宮之浦着
- 13:30昼食@楓庵@徒歩
- 14:20カフェ@KitchenHUB@徒歩
- 16:50田代別館着@徒歩
- 16:55小原町発@バス
- 17:13屋久島空港着
- 17:25温泉@縄文の宿まんてん@徒歩
- 18:30屋久島空港着@徒歩
- 19:00屋久島空港発@飛行機
- 19:35鹿児島空港着
- 20:40鹿児島空港発@飛行機
- 22:20羽田空港着
★白谷雲水峡
宿で注文しておいた朝食用の弁当をもらいます。筋肉痛対策のおかげで、足の疲れはありますが痛みはありません。
宿の目の前にあるバス停から白谷雲水峡行きのバス(始発)に乗ります。
バスの本数が少ないので、帰りの時間を意識しながらトレッキング開始です。
白谷雲水峡は「もののけ姫」の舞台といわれています。宮崎駿監督も何度も訪れたそう。
苔むす森までは往復3時間、太鼓岩までは往復4〜5時間のコースです。
白谷雲水峡のコースは所々川があるので、雨だと入山禁止になるそうです。今日は快晴です。
橋を抜けると、一気に雰囲気が変わります。木の根が多く、若干歩きにくいです。
苔むす森の前でも、かなりもののけ姫っぽい雰囲気です。
野生の猿もいました。群れで移動していて、人間を怖がる気配が全く無かったです。
シカの宿の近くで、朝食休憩です。弁当は昨日とあんまり変わらない感じですが、美味しいです。
ここが最後のトイレなので、ここでトイレをすませ、先に進みます。
ここから10分ほどで苔むす森に着きました。
晴れてない日のほうがもっと神秘的でいいかもしれません。
朝早い時間帯だったので、誰もいない苔むす森が楽しめたのはよかったです。
様々な屋久杉を通りすぎながら太鼓岩をめざします。
太鼓岩までの最後の10分は急な登り坂で、本当にきつく、心が折れかけました。
そこを抜けると、太鼓岩。もののけ姫のモロが叫んだシーンの場所です。
とにかく景色が最高でした!人も少なくゆっくり景色を堪能できました!
山の天気は変わりやすいので、朝早めにでて少しでも早く太鼓岩にのぼるのがおすすめです!
曇りだと真っ白でよくわからない景色になるそう。曇りなら、苔むす森までで十分かも。
晴れてこその太鼓岩だと思います。
復路は、修学旅行生がいたり、かなり人が多かったです。
4時間弱で、太鼓岩コースをトレッキングできました!
バスで宮之浦に向かいます。
★宮之浦
屋久島ラーメンが食べたくて、14時閉店に間に合うようにトレッキングを終わらせました。
屋久島ラーメンは屋久島の食材がたくさん入っています。醤油ベースで美味しかったです!
徒歩1分のカフェ「KitchenHUB」へ。
カフェでゆっくりします。
ちなみに、14時〜17時の時間帯で空いているお店はほとんどないので、とても貴重なカフェです。
店内もおしゃれでくつろげました。
徒歩12分の田代別館まで戻り、預けていた荷物をもらって空港行きのバスに乗ります。
★縄文の宿まんてん
空港でチェックインを済ませ、空港前の温泉に向かいます。
空港の目の前なので、飛行機の時間までの時間つぶしと、ハイキング後のシャワーにもってこいです。
館内は綺麗で、広かったです。疲れが癒されました。
冷凍プリンで、すぐ食べれるのが売りなのに、なかなか溶けず食べるのに苦労しました。
屋久島発東京行きの最終便で帰ります。
乗り継ぎの鹿児島空港で夕食を食べるはずが、お店が空いておらず、弁当とマンゴージュースになりました。グーグルマップの営業時間はあてにならないです。。
羽田空港に到着。
お疲れさまでした!
おまけ 費用詳細
・1日目ホテル(素泊まり):3,752円
・2・3日目ホテル(素泊まり)+航空券:76,700円
・交通費(バス、電車):2,477円
・装備レンタル:3,860円
・カヤックツアー:8,000円
・縄文杉トレッキングツアー(朝・昼食付):13,400円
・白谷雲水峡:500円
・縄文の宿まんてん:1,600円
・2日目朝食:442円
・2日目昼食:1,420円
・2日目夕食:2,300円
・3日目夕食:4,350円
・4日目朝食:800円
・4日目昼食:1,200円
・4日目カフェ:840円
・4日目夕食:999円
・4日目その他飲食:400円
費用の総額・まとめは前編の記事を参考にしてください
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