冬の銀山温泉の雪景色は、SNSで見る機会も多いんじゃないでしょうか?
今回私たちは、冬の銀山温泉にプラスして、山形県の観光名所を詰め込んだ、体力と事前準備必須の旅行を楽しんできました。
銀山温泉、蔵王の樹氷、天童市の将棋、米沢牛等を満喫します。移動は公共交通機関のみです。私たちの実際のスケジュールと費用を記載したのでぜひ参考にしてみてください!
おすすめポイント&注意点
スケジュール概要&総費用
1日目詳細
1日目スケジュール
★蔵王の樹氷へ
樹氷とは、0度以下の水の粒が、冷えた樹木にくっつき、凍りついて成長したもののことを言い、スノーモンスターとも呼ばれます。
蔵王に多く自生するアオモリトドマツという木と、蔵王連邦の気象条件が生み出す、世界的にも珍しい自然現象です。
さわれそうな近さで樹氷を見ることができるのは、日本でも蔵王くらいとのこと。
蔵王の樹氷は、12月下旬からできはじめ、1月下旬~2月に見頃を迎えます。
山形駅東口バス乗り場(1番乗り場)に向かいます。徒歩2分。
9:20山形駅発→9:57蔵王温泉バスターミナル着 @山交バス
現金のみ、後払いです。
蔵王温泉バスターミナルから、蔵王ロープウェイ蔵王山麓駅までは徒歩で10分。
途中に「蔵王中央ロープウェイ」がありますがそれには乗らないでくださいです。
樹氷が見れるのは「蔵王ロープウェイ」です。
「蔵王温泉スキー場」のロープウェイですが、スキーやスノーボードをしなくても乗れます。
蔵王山麓駅から、樹氷が見れる地蔵山頂駅までは乗り継ぎで17分。往復3,000円です。
ロープウェイは15分おきにでています。
ロープウェイにはスキー客や樹氷目当ての人が半々でした。
一瞬晴れてロープウェイから樹氷が見えました。
標高1,661メートルの地蔵山頂駅はすごい強風でした。
出たところすぐに樹氷があります。3メートルくらいの高さです。この樹氷ですが芯とアオモリトドマツが枯れてきてるので将来的には見れなくなる可能性もあるそうです。
あまりにも寒いので、暖をとるため「レストラン山頂」で昼食。
レストランからも樹氷が見えるので、寒いのが苦手な方でも、十分楽しめます。
山形名物の芋煮うどん、玉こんにゃくをいただきました。
山形三元豚の焼肉丼もおいしかったです!
360°見渡せるオープンデッキの展望台は、レストランのすぐ上ですが、強風でなにも見えず。。
樹氷の観光は何よりも天気が大事ですね。
地蔵山頂駅から100メートルほどのところにある「蔵王地蔵尊」へ。
地蔵尊は肩まで雪に埋まってました。
ここまで行く際は、防寒対策をしっかりしてください。
私達は帽子、マフラー、ホッカイロ、ダウンコート、マスク、とバッチリのはずが、それでも寒かったです。
銀山温泉はアクセスがあまりよくないので、14:44山形発の山形新幹線に乗らないと間に合わないので早々に下山します。
帰りのロープウェイは真っ白で全く樹氷見えず。改めて天気の大切さを感じます。
ホワイトアウトでした。
せっかくなので、乗り継ぎ駅の樹氷高原駅におりてみました。
樹氷ナイトツアー用のクルーザーがありました。予定に余裕のある方は夜に樹氷イルミネーションを観ることもできます。要予約ですが土日はすぐ埋まるみたいです。私たちは今回は日程の都合上あきらめました。
ロープウェイで蔵王山麓駅におり、蔵王温泉バスターミナルまでの途中にある「音茶屋」でカフェ休憩。
私達はカフェ利用でしたが、カレーライスが人気のお店です。店内もおしゃれでした。
蔵王温泉バスターミナルへ。
13:20蔵王温泉バスターミナル発→14:05山形駅着
蔵王温泉バスターミナル発 山形駅行きバスの時刻表はこちら
山形駅で、地酒とずんだ餅を購入しました。
★銀山温泉へ
14:44山形発→15:15大石田着 @山形新幹線
今回泊まる「古山閣」は大石田駅まで迎えに来てくれる無料送迎バスのサービスがあり、15:30のバスに乗ります。
大石田駅→銀山温泉は13:30と15:30、銀山温泉→大石田駅は9:30のみです。
35分ほどで銀山温泉の専用駐車場に着きました。ここからは温泉街を5分くらい歩き「古山閣」に向かいます。
雪が降っていたのでホテルの傘を貸してもらえました。
温泉街を5分ほど散策すると銀山温泉の中心に「銀山温泉 古山閣」があります。
銀山温泉 古山閣の新館クラノバに泊まります。
2017年1月オープン、温泉街で唯一イタリア料理が食べられるとのこと。
新館でも和食を選ぶことができますが、その場合は本館で食べることになります。
お風呂は本館にありますが、館内の通路ですぐです。ちなみに↓が本館外観。
本館は階段のみですが、新館にはエレベーターがあります。
新しく、部屋も雰囲気がいいです。三階の部屋でしたが、窓も大きく解放感があります。
荷物を置き、銀山温泉街に向かいます。長靴、傘、コートの貸出がありました。
雪が降る銀山温泉街は、期待通り。大正ロマン、ノスタルジック…
20分程度で一周できるほどのこじんまりとした街ですが、統一された世界観で本当に素敵です。
写真を撮った後は、お土産屋さんを見て回ります。
私達は山形駅で購入しましたが、ここでも十分な種類の地酒・ワイン・ビールがあります。
はいからさんのカリーパンは売切、翌日朝10時以降に入荷だそうです。
有名な「野川とうふや」で立ち食い生揚げを買いました。
雪が降ってるので、お店のすぐ前の休憩所でいただきます。しょうゆのシンプルな味付けです。
宿に戻り、夕食をいただきます。
山形の食材を使ったイタリアンフルコース。食器もこだわっており、目でも楽しく、美味しい。
本館のお風呂へ。
三階に貸切露天風呂がシャワー有り、シャワー無し2箇所あります。
温泉は熱く、肌がつるつるになります。
お風呂をあがると雪が止んでたので、温泉街へ。
雪が降ってない温泉街も素敵です。また、降りだしたので宿に。
部屋からの景色を眺めながら地酒とずんだ餅をいただきます。
甘すぎないずんだ餅と地酒、雪景色で癒されました。地酒は3本セットで2,000円くらいでおすすめです!
2日目詳細
2日目スケジュール
朝食は7時半~8時の間までにスタート。
十分な量で美味しかったです。ごはんも追加でいただくことができます。
9:30に宿の無料送迎バスが出るので、それまで散策します。
「白銀の滝」に向かいます。温泉街から徒歩5分くらいです。
↑のように「潮見館」の中を通り、階段をあがっていきます。「潮見館」が通り抜けできると知らず、かなり迷ってしまいました。
無料送迎バスで大和田駅へ。
★天童へ
10:29大石田発→11:00天童着 @JR奥羽本線
将棋の駒の生産量が日本一の天童市。街のいたるところに将棋駒モチーフがあります。
駅前すぐの「天童市将棋資料館」へ。15分あれば十分見てまわれます。
館内撮影不可でしたが、様々な駒があり面白いです。
大きい将棋の駒で写真が撮りたくて、駅から徒歩12分、「ホテル王将」の駐車場へ。
写真を撮ったら、すぐに天童駅に向かいます。かなり早歩きしてなんとか電車に間に合いました。
★米沢へ
11:51天童発→12:38米沢着 @山形新幹線
今回はお手頃価格の「牛鍋おおき」で、おすすめの米沢牛鍋定食2,750円をいただきました。駅から徒歩2分。
ボリュームも十分で、美味しかったです。
「宮坂考古館」へ。「牛鍋おおき」から徒歩10分。
マイナーですが、沢山の鎧が楽しめるとのことで伺いました。館内撮影不可です。かなり小規模です。
米沢の一番の観光地である上杉神社に。
バスや歩きは、時間がかかりすぎるので断念し、米沢駅からタクシーで向かいます。タクシーで1,300円弱。
上杉謙信を祭神として、米沢城本丸跡に建立。パワースポットだそうです。
「米沢市上杉博物館」へ。館内撮影不可です。
新しくきれいで、米沢藩の歴史や「なせばなる、なさねばならぬ何事も、ならぬは人のなさぬなりけり」で有名な上杉鷹山について、わかりやすく学べます。
タクシーで米沢駅へ。迎車しなくても乗れました。
お疲れ様でした☆
おまけ 費用詳細
・ホテル(朝・夕食付):25,450円
・交通費(バス・新幹線):25,760円
・交通費(タクシー):2,490円
・ロープウェイ:3,000円
・1日目昼食@レストラン山頂:1,320円
・1日目カフェ@音茶屋:550円
・2日目昼食@牛鍋おおき:2,750円
・地酒・ずんだ餅:2,855円
・将棋資料館:320円
・宮坂考古館:400円
・上杉博物館:410円
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